「CDの病院」技術的な説明
データの記録と再生の仕組み

CDの内部には、目には見えない凹凸(ピット)があり、そのすぐ上に光を反射する金属膜があります。
この金属膜に照射の連続性と光拡散の少ない特質を持つレーザー光を当てると、凹凸に応じて光の反射度合いが変化します。この仕組みを利用してデジタルデータを読み出しているのがCDやDVDの仕組みです。



CDが音とびする理由

当てられた光がピックアップに戻り、その情報を解析して再生するということはお分かりいただけたと思います。
その光がちゃんとピックアップに戻らない場合トラブルが発生するのです。多くはCDに傷をつけてしまうと起こります。


傷の修復

さて、このキズですが、透明なプラスティックでできた側のものであれば、余程深いところまでのキズでない限り(普通かなり深い傷でも0.1ミリ程度基盤面を研摩し、傷を取り除く事によって、CDはもとどおり再生可能となる訳です。

※CDやDVDを研磨することで若干の研磨キズが残る場合があります。